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6-3.アイデアは旬のうちに調理せよ
中間発表でメニューの発表を終えた後も、学生たちはまだ迷っています。
この時点で食材を仕入れている学生はほとんどいません。多くの学生はハッタリで中間発表を乗り切ったので、次の講評会までに時間はたくさんあります。じっくり考えれば、まだいくらでもメニューを変更する余地はある、と踏むわけです。
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6-4.ネタ帳は冷蔵庫ではない
学生たちは必ず、ネタ帳とも呼べる小さなノートやスケッチブックを持っています。そして授業中に耳にした重要事項だけでなく、雑誌で見かけたキーワードや、友達の似顔絵、今月のアルバイト代の収支、そして夕べの夢に出てきた良くわからないもののイラストなどをちょこちょこと書き留めています。
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6-5.あけてびっくりの最終審査会
ついに年度末を向かえて、最終審査会の日がやってきました。
学生たちは緊張の面持ちで、出来立てほやほやの料理をテーブルに並べます。しかし、どうしたことでしょう。中間審査のメニューで申告したものとは異なる料理がちらほら混ざっているようです。
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6-6.評価のポイントは、だしとうまみ
卒制を評価する基準は、ずばり「だし」の有無にあります。
おいしい料理を作ろうと思ったら、カツオだしや昆布だしの知識が欠かせません。ですから先生たちはこれまでの授業で、基礎的な「だしのとり方」を叩き込んできました。しかしこの種の作業は人によっては面倒なもの。
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6-7.卒制はミシュランだ
卒制の判定とは、ミシュランの格付けのようなものです。
評価の星をもらえるレストランがごくわずかであるように、賞をもらえる学生はひとにぎりの学生にすぎません。どんなに星が欲しくてももらえない場合もあれば、星をもらっても、意外にも世間の同意が得られない場合もあります。
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6-8.卒制展の味わい方
いろいろな作品が並ぶ卒制展は、いわば「食の祭典」です。
一般の来場者はフードバイキングさながらあれこれ品定めをしては「これが好き。これは嫌い」とか「これは美味しい。これは美味しくない」と判定します。しかし、だんだんと卒制のからくりを理解し始めた皆さんには、もっとグルメな味わい方で展覧会を楽しんでほしいと思います。
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