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6-5.あけてびっくりの最終審査会
ついに年度末を向かえて、最終審査会の日がやってきました。
学生たちは緊張の面持ちで、出来立てほやほやの料理をテーブルに並べます。しかし、どうしたことでしょう。中間審査のメニューで申告したものとは異なる料理がちらほら混ざっているようです。
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6-6.評価のポイントは、だしとうまみ
卒制を評価する基準は、ずばり「だし」の有無にあります。
おいしい料理を作ろうと思ったら、カツオだしや昆布だしの知識が欠かせません。ですから先生たちはこれまでの授業で、基礎的な「だしのとり方」を叩き込んできました。しかしこの種の作業は人によっては面倒なもの。
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6-7.卒制はミシュランだ
卒制の判定とは、ミシュランの格付けのようなものです。
評価の星をもらえるレストランがごくわずかであるように、賞をもらえる学生はひとにぎりの学生にすぎません。どんなに星が欲しくてももらえない場合もあれば、星をもらっても、意外にも世間の同意が得られない場合もあります。
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6-8.卒制展の味わい方
いろいろな作品が並ぶ卒制展は、いわば「食の祭典」です。
一般の来場者はフードバイキングさながらあれこれ品定めをしては「これが好き。これは嫌い」とか「これは美味しい。これは美味しくない」と判定します。しかし、だんだんと卒制のからくりを理解し始めた皆さんには、もっとグルメな味わい方で展覧会を楽しんでほしいと思います。
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6-9.卒制はシフォンケーキのごとく
あなたの大学では卒制で優秀な作品を選抜したり賞を与えたりしているのに、自分がその選にもれたとしましょう。
皆さんは卒制に負ける日のことを想像できますか?
おおかたの学生は卒制に勝ったときのイメージだけを描いていると思います。
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6-10.パンがなければケーキを食べればいいじゃない
お菓子作りには失敗がつきものです。しかし成功するまで続ければ、失敗も数ある実験のひとつに過ぎません。
今現在、グーグルで「シフォンケーキ 失敗」と検索すると、 144,000件のページがヒットします。あの軽くて高さのあるケーキを初めから上手に焼ける人はいません。皆さん苦労しているのですね。
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