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磁石を用いたプロダクトのデザイン開発


2010年度の鈴木研究室の産学連携デザイン開発の展示と総括をお知らせします。

2010年12月、イノデザインテックでの展示ブースの様子。
正面壁に展示コンセプトを一面に表示。左奥から桶、ダンベル型照明、しおり。
前面左に、発電する椅子、磁性流体のテーブル。中央には、ワイヤーを磁石で
自由に束ねる空間インスタレーションを配置。


磁性形態/磁石のかたち
首都大学東京 客員教授・工学院大学教授 鈴木敏彦
磁石は、ハードディスクドライブ、携帯電話用スピーカー、振動モータ、ハイブリッド自動車の駆動用モータや発電機、カーエアコンのコンプレッサーなど様々な商品の基幹性能を支える重要なデバイスです。しかし、磁石そのものが注目を集めることはめったにありません。「磁石を裏方の仕事から表舞台に出す」というコンセプトに基づき、首都大学東京のプロダクト系の大学院生3人に、工学院大学の建築系の大学院生3人が加わり、東和製作所と領域横断型のデザインを検討しました。毎回のディスカッションでは東和製作所の社長にも同席いただき、最終的に、磁石の「反発」、「固定」、磁性流体の「流動性」を活かした6つのプロトタイプを開発しました。この成果を香港で開催された国際デザインメッセBODW2010のイベント会場「IDT Expo」にて展示し、英語と中国語で発表しました。今回の成功は、国際的な新市場を探る東和製作所にとっても、海外発表の腕を磨く参加学生にとっても、とても良い経験になりました。

6つのデザイン提案

1.マグネットにより読んだ所までを指し示すしおり、2. マグネットで分解・組み立て可能な桶


3. ライト・スツール マグネットダンパー発電で座ると発光する椅子、4.可変空間 マグネットで自在に変化する空間


5. ブラック・テーブル 磁性流体によるインタラクティブに反応するテーブル
6. シェイク・ライト マグネットダンパー発電で発光するダンベル

香港の国際デザインメッセでプレゼンテーション
日程:2010年12月2日(木) - 4日(土)
会場:香港コンベンション&エキシビジョンセンター(香港・ワンチャイ地区)
出展:IDT Expo(デザインとイノベーションについての世界的見本市)
主催:香港貿易発展局、共催:日本 経済産業省)
BODW2010 (アジア最大級のデザインイベント)
東和製作所出展テーマ:磁性形態


左からプレゼンテーションする首都大学東京:高橋岳人、東和製作所の菅谷氏。
通訳を挟んで順番を待つ木村望、竹内祥馬。工学院大学:高田裕志、三平真樹子、長谷川公彦。

株式会社 東和製作所 代表取締役 菅谷篤廣
私たちは70年永久磁石の加工業として技術を磨き、様々な人を支えている黒子です。デザインと出会うと何が起こるのか、とてもエキサイティングな事です。私たちの仕事で私たちの豊かさを育んでいきたい一念が学生とつながり海外でも人々との繋がりが生まれた、とても価値のあるプロジェクトでした。 http://www.towa-inc.co.jp

首都大学東京大学院1年 高橋岳人
磁石の異なる特性を活かした6つのプロダクトを東和製作所と協力し、制作することができました。学生と企業の間で積極的な意見交換ができたことがデザインの向上に繋がったと思います。成果発表として出展した香港BODWでは、各々の想いをプレゼンテーションすることができ、貴重な経験となりました。

※本プロジェクトの成果の知的財産の保護については、企業と大学とが一体となって対応しています。

協力:株式会社ATELIER OPA

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