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2014プレミオ・コンパッソ・ボランテ結果


2014年10月4日にイタリアのミラノ工科大学にて国際設計コンペ「第16回プレミオ・コンパッソ・ボランテ」の授賞式が開催され、安斎、井野、田中チームが佳作に入賞しました。ミラノ工科大学のボッチョローネ副学長や審査員の先生にトロフィーと表彰状を贈呈されました。
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“Thang Long Food and Energy Urban Farm”
Design of a sustainable building in Hanoi, towards Expo Milano 2015
さかのぼること半年、2014年4月にミラノ工科大学、パレルモ大学、工学院大学の合同でベトナムの敷地調査に赴きました。
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現在、ハノイでは都市の急激な拡大にともない、農地が消滅し、人々は稲作からの職業転換を与儀なくされています。経済成長にともない人口増加と環境汚染が進み、大量の水と電力が不足しています。
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そこでハノイ郊外で米および麺(フォー)づくりを生業とするプードゥ村をコンペの敷地に選び、再生エネルギーを活用した新たな複合ビルの設計が今年のコンペのテーマとなりました。ミラノ工科大学のコンパッソボランテの公式サイトで動画を公開しています。www.compassovolante.polimi.it
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コンペ題目のタンロンとはハノイの旧名称です。食と持続可能性をテーマとする2015年ミラノ万博ベトナムパビリオンに向け、シンガポール工科大学とハノイ建設大学を加えた5大学17チームが設計案を競いました。安斎、井野、田中チームの受賞理由は「既存の構造物に、新たな空間の質と個性を与えたこと」。
イタリア語:Particolarmente apprezzata la scelta di portare in un nuovo intervento le qualità e le caratteristiche spazio urbano esistente. 英語:For the commendable decision to endow the new spaces with the qualities and characteristics existing urban fabric.

以下2点は佳作案の魅力的な絵のアップ。
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おめでとうございます!
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1位のエットーレ・ザンベリ賞はミラノ工科大学のチームに。副賞として、2015年ミラノエクスポのベトナムパビリオンの設計に携わることが出来ます。受賞理由は「周囲の状況と良い関係を築いている。パブリックスペースが耕作地と混じりあうデザインに説得力がある。また、都市の建造物を強化するボリュームなど、建築の空間の質が立派である」
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1位チームの構成。A02枚を綿密かつ丁寧に仕上げています。英語の受賞理由: For the good relationship with the context, for the convincing design of the public space merging with the agricultural crops and for the volumetric crescendo towards the consolidated urban fabric. Commendable architectural quality of the spaces.
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「この案が1位の理由は何だろう」「たいして他とは変わらないのでは」その差を考えることが勉強になります。
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PCVの目的は、コンペの勝敗ではなく、参加することに意義を見出すこと。とはいえ、「僕の指導の成果が実って嬉しいよ!」と鈴木先生。各大学のそれぞれ授業の取り組みが問われるからです。
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また、2012年度のコンパッソ・ボランテで1位になったチーム(記事はこちら)のその後の報告がありました。ミラノのブレラ地区の空き地に建てる複合ビルのプランが他の材料コンペでも1位になり、スポンサーがついて実際に建てる時の材料を検討中とのこと。マルコ先生いわく「PCVの受賞者が他のコンペでも通用することが証明されて誇りに思います」
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受賞の発表後は、ピザや軽食とワインの歓談タイム。グラツィアーノさんの持つタルトに、おいしいよ!と示して見せるガブリエレ先生。
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今年でコンパッソボランテは終わりです。昨年度の参加者、ピエールパオロとビオラも駆けつけて、卒論や就職の話を聞きました。設計競技に留まらず、語学学習、文化と習慣の吸収、頻繁な来日と渡欧、学生や教員の垣根を越えて友情を育めたところが有意義な国際交流でした。工学院大学の4年間のイタリア国際交流に幕が下りました。
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夕方にはミラノに繰り出し、大聖堂DUOMOに挨拶。どうもです!
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西洋建築を目の当たりにすると感激もひとしおです。これからも自分の目で見て、足で回って、豊かな経験を設計に活かしていきましょう。
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