アンジェロ・マンジャロッティ
構築のリアリティ

組み立て工法による生成
出版社 Opa Press
発売所 丸善出版
編著 フランツ・グラフ、フランチェスカ・アルバーニ、ほか
発売日 2019/9/13
言語 日本語、英語
編集、翻訳 杉原有紀
監修 堀川絹江
協力 マンジャロッティ・アソシエイツ・ジャパン
デザイン 舟山貴士
ページ数 243ページ
ISBN 978-4908390098
判型 23.4cm×19cm×2cm
価格 3,520円(税込)

内容紹介

アンジェロ・マンジャロッティ(1921-2012)は戦後のイタリアを代表するミラノ生まれの建築家です。マンジャロッティはコンクリートや鉄や大理石といった素材の重さと特徴を活かした部材を作り、さまざまな組み立て工法を発明しました。先駆的に鉄筋コンクリートに取り組み、屋根や梁や柱をデザインし、プレハブ工法で組み立てました。本書は、スイス・イタリア語圏大学メンドリシオ建築アカデミーの教授であるフランツ・グラフとフランチェスカ・アルバーニが、マンジャロッティが1961-1978年に竣工した代表作品10作を紹介するものです。コンクリート建築を取り巻く環境の変化や部材の劣化も研究し、名建築を保存する方法と法改正も考察しました。スイスで発刊した書籍の日本語訳に加えて、槇文彦氏がマンジャロッティとの邂逅を記した寄稿文や、マンジャロッティ事務所で働いた日本人建築家たちによるプロダクトの解説をまとめました。西欧の建築の基本である三石塔(トリリトン)の可能性を追求した建築家の生涯を見つめる一冊です。


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アンジェロ・マンジャロッティ
構築のリアリティ 3,520円(税込)



 中身を紹介


 展覧会
アンジェロ・マンジャロッティ 構築のリアリティ展覧会 2019年
 目次 『アンジェロ・マンジャロッティ 構築のリアリティ』

マンジャロッティと私 槇文彦
はじめに 鈴木敏彦
建築に捧げた人生 アンナ・マンジャロッティ
プレハブ工法の倫理 古風な技法と普遍性
忘れられたアイコン 工業建築の緑青
巨匠の軌跡
建築の組み立て方10のバリエーション
1 スプリューゲン・ブロイ社倉庫およびオフィスビル
2 海の見本市展示館
3 エルマグ社工場
4 レマ社工場
5 フェグ社エントランス棟
6 フィアット代理店
7 アルミタリア社の工場及びオフィス
8 スナイデロ社のオフィス、展示場とサービス施設
9 集合住宅
10 集合住宅
あとがき 川上元美

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