Fountain Medalists

ファウンテンメダリスト　English

Fountain Medalists

テーマ：噴水のスポーツ
今日では、豪華な噴水は時代遅れです。大量の水を公共の場で循環させるのではなく、個人が衛生的に少量の水を用いて倒しみましょう。すべてがネットやデジタルで体験できる時代にこそ、フィジカルな体験が重要です。杉原有紀は、各家庭の水道設備で楽しむ噴水を考えました。

ファウンテンメダリストが挑むのは、噴水を作るゲームです。ルールはシンプルで、水道を細くひねり（1分あたり400mlの流量が目安です）、10秒以内に、蝶や太陽の形をした噴水を作ります。指先のバランスに注意して、水の表面張力が生み出す形を楽しんでください。美しく左右対称に水膜の造形を保つには、集中力と持久力が必要です。水が作り出す不思議な造形に魅せられ、その涼やかな楽しみを味わったら、あなたもファウンテンメダリストです。

遊び方
ウォームアップエクササイズを済ませたら、メダルを手に持ち、水道水を使いましょう。澄んだ水がまっすぐに出る蛇口を探し、細く蛇口を開きます。流体力学では、水滴が落ちない流れを層流と呼びます。

蝶のメダルでは、体の左右両側に2本の触角とV字型の羽が形成できます。

メダルの裏側では太陽の噴水が形成されます。流れ落ちた水は10本の花弁を形成し、ガラス細工のようにねじれて広がります。

ファウンテンメダルで遊ぶ前には、入念に首を回し、手足のストレッチを行なって下さい。わずか１0センチの噴水を作るだけでも、指先が震えたりしびれたりするかもしれません。ほんのちょっとした傾きが、水膜に不均衡をもたらします。精巧な噴水を形成するには、身体と精神の柔軟性、集中力、持久力が必要です。これはもはやウォータースポーツです。

水遊びを楽しんだら、リボンを首にかけて栄光を味わいましょう。

ファウンテンメダルについてもっと詳しく

Yuki Sugihara
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